らくらく読書 夏目漱石 坊ちゃん(第五章) タイトルバナー

*このページは夏目漱石の坊ちゃん(第五章) を1ページずつ画像全ての漢字にルビを表示 タテ書き・タテ方向)形式(で表示しています。
このページでは 当サイト独自開発のWebアプリ らくらく読書プレーヤー を使用し作成した 夏目漱石坊ちゃん の各ページ(表紙を含む40枚)の画像(縦書き・タテ方向表示スクリーンショット)を並べて表示しています。

当サイトを始めてご利用される方は こちら をご覧ください。

坊ちゃん 第五章 表紙の画像

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の1ページ目の一文 君釣りに行きませんかと赤シャツがおれに聞いた。赤シャツは気味の悪るいように優しい声を出す男である。まるで男だか女だか分りゃしない。男なら男らしい声を出すもんだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の2ページ目の一文 それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけて、しめたと思ったら、ぽちゃりと落としてしまったがこれは今考えても惜しいと云ったら、赤シャツは顋を前の方へ突き出してホホホホと笑った。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の3ページ目の一文 だれがご伝授をうけるものか。一体釣や猟をする連中はみんな不人情な人間ばかりだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の4ページ目の一文 吉川君というのは画学の教師で例の野だいこの事だ。この野だは、どういう了見だか、赤シャツのうちへ朝夕出入して、どこへでも随行して行く。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の5ページ目の一文 赤シャツの行く所なら、野だは必ず行くに極っているんだから、今さら驚ろきもしないが、二人で行けば済むところを、なんで無愛想のおれへ口を掛けたんだろう。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の6ページ目の一文 それから、学校をしまって、一応うちへ帰って、支度を整えて、停車場で赤シャツと野だを待ち合せて浜へ行った。船頭は一人で、船は細長い東京辺では見た事もない恰好である。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の7ページ目の一文 柏寺の五重の塔が森の上へ抜け出して針のように尖がってる。向側を見ると青嶋が浮いている。これは人の住まない島だそうだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の8ページ目の一文 赤シャツは、しきりに眺望していい景色だと云ってる。野だは絶景でげすと云ってる。絶景だか何だか知らないが、いい心持ちには相違ない。ひろびろとした海の上で、潮風に吹かれるのは薬だと思った。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の9ページ目の一文 ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも困らない事だから黙っていた。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の10ページ目の一文 すると野だがどうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんかと余計な発議をした。赤シャツはそいつは面白い、吾々はこれからそう云おうと賛成した。この吾々のうちにおれもはいってるなら迷惑だ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の11ページ目の一文 いい画が出来ますぜと野だが云うと、マドンナの話はよそうじゃないかホホホホと赤シャツが気味の悪るい笑い方をした。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の12ページ目の一文 マドンナと云うのは何でも赤シャツの馴染の芸者の渾名か何かに違いないと思った。なじみの芸者を無人島の松の木の下に立たして眺めていれば世話はない。それを野だが油絵にでもかいて展覧会へ出したらよかろう。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の13ページ目の一文 大将鯛を釣る気と見える、豪胆なものだ。野だは、なに教頭のお手際じゃかかりますよ。それになぎですからとお世辞を云いながら、これも糸を繰り出して投げ入れる。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の14ページ目の一文 そらきた、と先生急に糸をたぐり始めるから、何かかかったと思ったら何にもかからない、餌がなくなってたばかりだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の15ページ目の一文 浮(うかれ)と睨(にら)めくらをしている連中よりはましですね。ちょうど歯どめがなくっちゃ自転車へ乗れないのと同程度ですからねと野だは妙な事ばかり喋舌る。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の16ページ目の一文 鰹(カツオ)の一匹ぐらい義理にだって、かかってくれるだろうと、どぼんと錘と糸を抛り込んでいい加減に指の先であやつっていた。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の17ページ目の一文 糸はもう大概手繰り込んでただ五尺ばかりほどしか、水に浸いておらん。船縁から覗いてみたら、金魚のような縞のある魚が糸にくっついて、右左へ漾いながら、手に応じて浮き上がってくる。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の18ページ目の一文 赤シャツと野だは驚ろいて見ている。おれは海の中で手をざぶざぶと洗って、鼻の先へあてがってみた。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の19ページ目の一文 一番槍はお手柄だがゴルキじゃ、と野だがまた生意気を云うと、ゴルキと云うと露西亜の文学者みたような名だねと赤シャツが洒落た。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の20ページ目の一文 おれのような数学の教師にゴルキだか車力だか見当がつくものか、少しは遠慮するがいい。云うならフランクリンの自伝だとかプッシング、ツー、ゼ、フロントだとか、おれでも知ってる名を使うがいい。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の21ページ目の一文 それから赤シャツと野だは一生懸命に釣っていたが、約一時間ばかりのうちに二人で十五六上げた。可笑しい事に釣れるのも、釣れるのも、みんなゴルキばかりだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の22ページ目の一文 ただ肥料には出来るそうだ。赤シャツと野だは一生懸命に肥料を釣っているんだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の23ページ目の一文 清は皺苦茶だらけの婆さんだが、どんな所へ連れて出たって恥ずかしい心持ちはしない。野だのようなのは、馬車に乗ろうが、船に乗ろうが、凌雲閣(りょううんかく)へのろうが、到底寄り付けたものじゃない。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の24ページ目の一文 江戸っ子は軽薄だと云うがなるほどこんなものが田舎巡りをして、私は江戸っ子でげすと繰り返していたら、軽薄は江戸っ子で、江戸っ子は軽薄の事だと田舎者が思うに極まってる。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の25ページ目の一文 野だは何のためかバッタと云う言葉だけことさら力を入れて、明瞭におれの耳にはいるようにして、そのあとをわざとぼかしてしまった。おれは動かないでやはり聞いていた。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の26ページ目の一文 バッタだろうが雪踏だろうが、非はおれにある事じゃない。校長がひとまずあずけろと云ったから、狸の顔にめんじてただ今のところは控えているんだ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の27ページ目の一文 おれの事は、遅かれ早かれ、おれ一人で片付けてみせるから、差支えはないがまた例の堀田がとか煽動してとか云う文句が気にかかる。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の28ページ目の一文 今夜はマドンナの君にお逢いですかと野だが云う。赤シャツは馬鹿あ云っちゃいけない、間違いになると、船縁に身を倚たした奴を、少し起き直る。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の29ページ目の一文 野だはまぼしそうに引っ繰り返って、や、こいつは降参だと首を縮めて、頭を掻いた。何という猪口才(ちょこざい)だろう。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の30ページ目の一文 君釣はあまり好きでないと見えますねと赤シャツが聞くから、ええ寝ていて空を見る方がいいですと答えて、吸いかけた巻烟草を海の中へたたき込んだら、ジュと音がして艪の足で掻き分けられた浪の上を揺られながら漾っていった。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の31ページ目の一文 「しかし君注意しないと、険呑ですよ」と赤シャツが云うから「どうせ険呑です。こうなりゃ険呑は覚悟です」と云ってやった。実際おれは免職になるか、寄宿生をことごとくあやまらせるか、どっちか一つにする了見でいた。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の32ページ目の一文 それでね、生徒は君の来たのを大変歓迎しているんだが、そこにはいろいろな事情があってね。君も腹の立つ事もあるだろうが、ここが我慢だと思って、辛防してくれたまえ。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の33ページ目の一文 「それが少し込み入ってるんだが、まあだんだん分りますよ。僕が話さないでも自然と分って来るです、ね吉川君」

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の34ページ目の一文 あなたは失礼ながら、まだ学校を卒業したてで、教師は始めての、経験である。ところが学校というものはなかなか情実のあるもので、そう書生流に淡泊には行かないですからね。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の35ページ目の一文 「どうせ経験には乏しいはずです。履歴書にもかいときましたが二十三年四ヶ月ですから」

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の36ページ目の一文 野だが大人しくなったなと気が付いて、ふり向いて見ると、いつしか艫(とも)の方で船頭と釣の話をしている。野だが居ないんでよっぽど話しよくなった。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の37ページ目の一文 赤シャツはホホホホと笑った。別段おれは笑われるような事を云った覚えはない。今日ただ今に至るまでこれでいいと堅く信じている。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の38ページ目の一文 たまに正直な純粋な人を見ると、坊っちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。それじゃ小学校や中学校で嘘をつくな、正直にしろと倫理の先生が教えない方がいい。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の39ページ目の一文 世の中には磊落(らいらく)なように見えても、淡泊なように見えても、親切に下宿の世話なんかしてくれても、めったに油断の出来ないのがありますから。

夏目漱石の坊ちゃん(第五章)の40ページ目の一文 「おい、吉川君どうだい、あの浜の景色は……」と大きな声を出して野だを呼んだ。なあるほどこりゃ奇絶ですね。

*このページは夏目漱石の坊ちゃん(第五章) を全40ページ40枚の画像形式で表示
(全ての漢字にルビを表示)しています。

このページでは 当サイト独自の Webアプリらくらく読書プレーヤー を使用し作成した 夏目漱石の坊ちゃん 第五章 のスクリーンショット画像を1ページずつ並べて表示しています。

らくらく読書アプリで 坊ちゃん(第五章) を読書されたい方は
こちらこちらこちらこちらと のページをご利用ください。

当サイトを始めてご利用される方は こちら をご覧ください。

坊ちゃん

坊つちやん』(ぼっちゃん)は、夏目漱石による日本の中編小説。現代表記では『坊っちゃん』。 1906年(明治39年)、『ホトトギス』第九巻第七号(4月1日)の「附録」(別冊ではない)として発表。1907年(明治40年)1月1日発行の『鶉籠(ウズラカゴ)』(春陽堂刊)に収録された。その後は単独で単行本化されているものも多い。 登場する人物の描写が滑稽で、わんぱく坊主のいたずらあり、悪口雑言あり、暴力沙汰あり、痴情のもつれあり、義理人情ありと、他の漱石作品と比べて大衆的であり、漱石の小説の中で最も多くの人に愛読されている作品である。

あらすじ

親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている坊っちゃんは、家族から疎まれる少年期を過ごす。そんな中、下女のだけは坊っちゃんの曲がったことが大嫌いな性格を(褒められるのをお世辞だろうからと言われてもそれを)気に入り、可愛がってくれていた。

父親と死別後、兄から渡された600円(兄は同時に清に与えるようにと50円を渡した)を学費に東京の物理学校[1]に入学。卒業後8日目、母校の校長の誘いに「行きましょうと即席に返事をした」ことから四国の旧制中学校に数学の教師(月給40円)として赴任した。

そこで教頭の赤シャツ美術教師の野だいこ数学主任の山嵐英語教師のうらなりと出会う。

赴任先で蕎麦屋に入って、天麩羅を4杯頼んだこと、団子を2皿食べたこと、温泉の浴槽で遊泳したことを生徒から冷やかされ、初めての宿直の夜に寄宿生達から手ひどい嫌がらせを受ける。

[1]「坊っちゃん」が物理学校卒業という設定になっているのは、漱石自身が同校の設立者(東京物理学校維持同盟員)である桜井房記・中村恭平と親交が深かったほかに、当時の一般的イメージとして物理学校出身教員が高い評判を得ていたことも関係していると考えられている。

登場人物

坊っちゃん
本編の主人公。語り手で、一人称は地文では「おれ」。会話では目上の人物に対して「わたし」「ぼく」も使う。

清(きよ)
坊っちゃんの家の下女。明治維新で落ちぶれた身分のある家の出身。
家族に疎まれる坊っちゃんを庇い、可愛がっている。何かにつけて「あなたは真っ直ぐで、よいご気性だ」と褒め、坊っちゃん自身は「よい気性なら清以外のものも、もう少し善くしてくれるだろう」と思い、「おれは、お世辞は嫌(きらい)だ」と答えるが、「それだから好いご気性です」と笑顔で褒める。そんな清に対して坊っちゃんは、地文では「自分の力でおれを製造して誇っている様に見える。少々気味がわるかった。」としており、それ以降も清の言葉に「今から考えると馬鹿馬鹿しい」「教育のない婆さんだから仕方がない」などと辛辣に語っているが、松山に発つ際の別れ際には、涙を浮かべる清に対して、泣かなかったが「もう少しで泣くところであった」と記述があり、坊っちゃんが清を慕う気持ちもうかがえる。坊っちゃんは、その清から三円借りている(このくだりで、「今となっては十倍にして返してやりたくても返せない」との記述があり、清が既に亡くなっていることが示唆されている)が、それを「帰さない」まま任地へ行ってしまった。
長年仕えた坊っちゃんの家が人手に渡ってしまった後は、裁判所に勤める甥の家に世話になっていた。坊っちゃんが松山に赴任してからも気にかけており、他人にあだ名を付けたり、癇癪を起こさないよう手紙を通じて諫言している。


坊っちゃんの兄。 坊っちゃん曰く「いやに色が白い」顔立ちが特徴。実業家志望で英語を勉強していた。性格は坊っちゃん曰く「元来女の様な性分で、ずるい」ため坊っちゃんとは仲が良くないが、両親からは可愛がられていた。商業学校卒業後、家財のほとんどを叩き売って金に替え、坊っちゃんに六百円、清に五十円を渡して九州に赴いた後、坊っちゃんとは会っていない。

山嵐
数学の主任教師。名字は堀田。会津出身。 面構えは坊っちゃん曰く「比叡山の悪僧」。正義感の強い性格で生徒に人望がある。

野だいこ
画学教師。東京出身。赤シャツの腰巾着。名字は吉川。江戸っ子を自称しており、芸人ふうに「…でげす」(…です、の意)と言う。 気に入らないものに陰口を叩いたり、赤シャツなど上司におべっかを使うため、坊っちゃんからは初対面の時に「こんなのが江戸っ子なら、江戸には生まれたくないものだ」と苦々しく思われる。

うらなり
英語教師。名字は古賀。 お人好しで消極的な性格。青白いながらふくれた容姿の持ち主で、子供の頃に同じように青くふくれている人物について清から「あれはうらなりのとうなすばかり食べているからああなった」と聞いたことを思い出した坊っちゃんから「うらなり」と名づけられた。

狸(たぬき)
坊っちゃんの学校の校長。事なかれ主義の優柔不断な人物。奏任官待遇(第四章)。 一説には漱石の愛媛県尋常中学校教師赴任時代の校長だった住田昇がモデルの一人とされている。

赤シャツ
教頭。坊っちゃんの学校で唯一の帝大卒の文学士。 表向きは物腰柔らかく穏やかな口調だが陰湿な性格で、坊っちゃんと山嵐から毛嫌いされる。「赤はからだに薬になる」という理由で、通年フランネルの赤いシャツを着用している

生徒たち
坊っちゃんの学校の教え子。 新米教師である坊っちゃんの私生活を尾行してからかったり(第三章)、宿直中の坊っちゃんの蚊帳の中にイナゴを入れる(第四章)など手の込んだいたずらをするが、たびたびしらを切り坊っちゃんを怒らせる。

マドンナ
うらなりの婚約者だった令嬢。名字は遠山。マドンナは教師たちの間でのあだ名。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』坊つちやん(坊ちゃん) (夏目 漱石) 

夏目漱石

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日〈慶応3年1月5日〉 - 1916年〈大正5年〉12月9日)は、日本の教師・小説家・評論家・英文学者・俳人。本名は夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。
俳号は愚陀仏。明治末期から大正初期にかけて活躍し、今日通用する言文一致の現代書き言葉を作った近代日本文学の文豪の一人。
代表作は『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『三四郎』『それから』『こゝろ』『明暗』など。明治の文豪として日本の千円紙幣の肖像にもなった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』夏目漱石

当サイト と らくらく読書プレーヤー について

当サイトは名作文学小説を当サイト独自開発のWebアプリ 読書プレーヤー(らくらく読書プレーヤー) を使ってご利用のウェブブラウザ上で手軽に読書できるサイトです。

ご利用のPC、スマホ、タブレット端末 等のウェブブラウザ上で
当サイト独自開発のWebアプリ らくらく読書プレーヤー ( *動作にはJavaScriptを有効にする必要有り )により
名作文学小説(青空文庫等で公開されている著作権が消滅した作品)を

文字のスクロール表示
テキストアドベンチャーやビジュアルノベルゲームのように各行の各文字を 1文字ずつ流れるよう に表示する機能。

縦方向で1文字ずつスクロール表示

上記は芥川龍之介の羅生門の1ページ目から2ページ目までの 1文字ずつ縦書き(タテ方向文字スクロール)表示 の例(GIF動画)
行ごとの終わりを意味する下向きの三角形のマーク 夏目漱石の坊ちゃん(3)の1ページ目の一文 1行毎の終わりを意味する下向き三角形マークが表示されているときにプレーヤーの画面上でクリックまたはタップすると次の行の表示に移ります。

(上の画像(gif動画)のように自動的に次の行に進むわけではありません。1行毎にクリックしながら読み進めていき、現在ページの最終行の場合にクリックすると次のページに画面の表示が切り替わります。 *前のページに戻る機能 もあります。 )

縦書き(タテ方向への文字スクロール表示)、横書き(ヨコ方向への文字スクロール)表示の切り替え

以下は芥川龍之介の羅生門の1ページ目から2ページ目までの 1文字ずつ表示(ヨコ方向) に切り替えた場合の例(GIF動画)
芥川龍之介の羅生門 の1ページ目の一文 横方向で1文字ずつスクロール表示

(らくらく読書プレーヤーの設定画面から 縦書き(タテ方向表示) と 横書き(ヨコ方向表示) をそれぞれ切り替えることができます。)

同じページに表示される全ての漢字に ふりがな(ルビ) を表示可能 (全ルビ表示)

以下は芥川龍之介の羅生門の1ページ目で 全ての漢字にふりがな(ルビ) を表示した場合の例(画像)
羅生門の1ページ目で全ての漢字にふりがな(ルビ)を表示


(らくらく読書プレーヤーの設定画面で ルビ(ふりがな)の表示方法 を切り替えることができます。)

最後に開いたページ番号を各作品(小説)別に自動的にブラウザに記録(保存)されるので次回以降、続きのページから読み始めることができる

などの機能を使って読書や漢字が苦手な方でも簡単にすらすらと読むことができます。

通常の紙媒体や電子書籍の小説の場合、1ページあたりの文字数が多すぎて読む気をなくしてしまう
(読書プレーヤーでは各行を1行ずつ、1文字単位のスクロール表示が可能)、

漢字の読み方(ふりがな<ルビ>)を忘れてしまって、そのたびに前のページに戻らないといけない などの理由で 読書に苦手意識のある方におすすめです。

また文字の表示方法として1文字単位のスクロール表示だけではなく

クリックまたはタップするごとに1行単位で表示するモード や 通常の小説のように1度に1ページ分の全ての文字を表示するモード  への変更(設定画面から変更可)もできます。

以下は芥川龍之介の羅生門の1ページ目から2ページ目までの 1行ずつ表示(全ての漢字にルビを表示) の例(GIF動画)

全ての漢字にルビを表示かつ1行ずつスクロール表示


以下は 芥川龍之介の羅生門 のページで実際にスマートフォンのブラウザ上でらくらく読書プレーヤーが起動・表示されている様子のスクリーンショット画像です。タイトルバナー(以下の場合 らくらく読書 羅生門 芥川龍之介 という文字が表示されているバナー画像)の直下の部分で起動されます。(読書プレーヤーの 読み込み・起動 が完了するまでにはご利用のネットの回線速度や使用機種の処理速度等で変化し数秒~数十秒程度かかりますので起動が完了するまでしばらくお待ちください。)

芥川龍之介の羅生門 の1ページ目の一文 らくらく読書プレーヤーが起動に成功してる例


読書プレーヤー(ノベルプレーヤー) の操作方法の詳細 は らくらく読書プレーヤーの使い方(説明) からご覧いただけます。

*なお当サイトの読書プレーヤーの動作には JavaScript(ジャバスクリプト) を有効にする必要があります。
(動作しない場合はご利用の各ブラウザの設定画面で有効にしてください。)

夏目漱石
小説作品



坊ちゃん(第一章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(第二章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(第三章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(第四章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(第五章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(第六章)

夏目 漱石 (らくらく読書プレーヤーのスクリーンショット画像形式 縦書き・タテ方向表示 )



坊ちゃん(1)

夏目 漱石



坊ちゃん(2)

夏目 漱石



坊ちゃん(3)

夏目 漱石



坊ちゃん(4)

夏目 漱石



坊ちゃん(5)

夏目 漱石



坊ちゃん(6)

夏目 漱石



坊ちゃん(7)

夏目 漱石



坊ちゃん(8)

夏目 漱石



坊ちゃん(9)

夏目 漱石



坊ちゃん(10)

夏目 漱石



坊ちゃん(11)

夏目 漱石



坊ちゃん(12)

夏目 漱石



坊ちゃん(13)

夏目 漱石



坊ちゃん(14)

夏目 漱石



坊ちゃん(15)

夏目 漱石



坊ちゃん(16)

夏目 漱石



坊ちゃん(17)

夏目 漱石



坊ちゃん(18)

夏目 漱石



坊ちゃん(19)

夏目 漱石



坊ちゃん(20)

夏目 漱石



坊ちゃん(21)

夏目 漱石



坊ちゃん(22)

夏目 漱石



坊ちゃん(23)

夏目 漱石



坊ちゃん(24)

夏目 漱石



坊ちゃん(25)

夏目 漱石



坊ちゃん(26)

夏目 漱石



坊ちゃん(27)

夏目 漱石



坊ちゃん(28)

夏目 漱石



坊ちゃん(29)

夏目 漱石



坊ちゃん(30)

夏目 漱石



坊ちゃん(31)

夏目 漱石



坊ちゃん(32)

夏目 漱石



坊ちゃん(33)

夏目 漱石

inserted by FC2 system