らくらく読書 夏目漱石 吾輩は猫である(5) タイトルバナー

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以下は このページの先頭に埋め込まれている らくらく読書プレーヤー で読むことができる 吾輩は猫である(5) 第二章(2) の各ページの文章をルビ付きで掲載しています。

1ページ目
恭賀(きょうが)新年(しんねん)とかいて、傍(かたわ)らに乍恐縮(きょうしゅくながら)かの猫(ねこ)へも宜(よろ)しく御伝声(ごでんせい)奉願上候(ねがいあげたてまつりそろ)とある。
 いかに迂遠(うえん)な主人(しゅじん)でもこう明(あか)らさまに書(か)いてあれば分(わか)るものと見(み)えてようやく気(き)が付(つ)いたようにフンと言(い)いながら吾輩(わがはい)の顔(かお)を見(み)た。
 その眼(め)付(つき)が今(いま)までとは違(ちが)って多少(たしょう)尊敬(そんけい)の意(い)を含(ふく)んでいるように思(おも)われた。
 今(いま)まで世間(せけん)から存在(そんざい)を認(みと)められなかった主(しゅじん)人が急(きゅう)に一個(こ)の新面目(しんめんぼく)を施(ほどこし)こしたのも、全(まった)く吾輩(わがはい)の御蔭(おかげ)だと思(おも)えばこのくらいの眼付(めつき)は至当(しとう)だろうと考(かんが)える。

2ページ目
 おりから門(もん)の格子(こうし)がチリン、チリン、チリリリリンと鳴(な)る大方(おおかた)来客(らいきゃく)であろう、来客(らいきゃく)なら下女(げじょ)が取次(とりつぎ)に出(で)る。
 吾輩(わがはい)は肴屋(さかなや)の梅公(うめこう)がくる時(とき)のほかは出(で)ない事(こと)に極(き)めているのだから、平気(へいき)で、もとのごとく主人(しゅじん)の膝(ひざ)に坐(すわ)っておった。
 すると主人(しゅじん)は高利貸(こうりかし)にでも飛(と)び込(こ)まれたように不安(ふあん)な顔付(かおつき)をして玄関(げんかん)の方(ほう)を見(み)る。
 何(なん)でも年賀(ねんが)の客(きゃく)を受(う)けて酒(さけ)の相手(あいて)をするのが厭(いや)らしい。
 人間(にんげん)もこのくらい偏屈(へんくつ)になれば申(もう)し分(ぶん)はない。

3ページ目
そんなら早(はや)くから外出(がいしゅつ)でもすればよいのにそれほどの勇気(ゆうき)も無(な)いいよいよ牡蠣(かき)の根性(こんじょう)をあらわしている。
 しばらくすると下女(げじょ)が来(き)て寒月(かんげつ)さんがおいでになりましたという。
 この寒月(かんげつ)という男(おとこ)はやはり主人(しゅじん)の旧(きゅう)門下生(もんかせい)であったそうだが、今(いま)では学校(がっこう)を卒業(そつぎょう)して、何(なん)でも主人(しゅじん)より立派(りっぱ)になっているという話(はなし)しである。
 この男(おとこ)がどういう訳(わけ)か、よく主人(しゅじん)の所(ところ)へ遊(あそ)びに来(く)る。
 来(く)ると自分(じぶん)を恋(おも)っている女(おんな)が有(あ)りそうな、無(な)さそうな、世(よ)の中(なか)が面白(おもしろ)そうな、つまらなそうな、

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凄(すご)いような艶(つや)っぽいような文句(もんく)ばかり並(なら)べては帰(かえ)る。
 主人(しゅじん)のようなしなびかけた人間(にんげん)を求(もと)めて、わざわざこんな話(はな)しをしに来(く)るのからして合(が)点(てん)が行(い)かぬが、あの牡蠣的(かきてき)主人(しゅじん)がそんな談話(だんわ)を聞(き)いて時々(ときどき)相槌(あいづち)を打(う)つのはなお面白(おもしろ)い。
 「しばらく御無沙汰(ごぶさた)をしました実(じつ)は去年(きょねん)の暮(くれ)から大(おお)に活動(かつどう)しているものですから、出(で)よう出(で)ようと思(おも)っても、ついこの方角(ほうがく)へ足(あし)が向(む)かないので」と羽織(はおり)の紐(ひも)をひねくりながら謎(なぞ)見(み)たような事(こと)をいう。
 「どっちの方角(ほうがく)へ足(あし)が向(む)くかね」

5ページ目
と主人(しゅじん)は真面(まじめ)目な顔(かお)をして、黒木綿(くろもめん)の紋付(もんつき)羽織(ばおり)の袖口(そでぐち)を引張(ひっぱ)るこの羽織(はおり)は木綿(もめん)で ゆき が短(みじか)かい、下(した)からべんべら者(もの)が左(さ)右(ゆう)へ五分(ふん)くらいずつはみ出(だ)している。
 「エヘヘヘ少(すこ)し違(ちが)った方角(ほうがく)で」と寒(かん)月(げつ)君(くん)が笑(わら)う 見(み)ると今(きょう)日は前歯(まえば)が一枚(いちまい)欠(か)けている。
 「君(きみ)歯(は)をどうかしたかね」と主人(しゅじん)は問題(もんだい)を転(てん)じた。
 「ええ実(じつ)はある所(ところ)で椎茸(しいたけ)を食(く)いましてね」「何(なに)を食(く)ったって?」「その、少(すこ)し椎茸(しいたけ)を食(く)ったんで椎茸(しいたけ)の傘(かさ)を前歯(まえば)で噛(か)み切(き)ろうとしたらぼろりと歯(は)が欠(か)けましたよ」

6ページ目
「椎茸(しいたけ)で前歯(まえば)がかけるなんざ、何(なん)だか爺々(じじい)臭(くさ)いね。
 俳句(はいく)にはなるかも知(し)れないが、恋(こい)にはならんようだな」と平手(ひらて)で吾輩(わがはい)の頭(あたま)を軽(かろ)く叩(たた)く。
 「ああその猫(ねこ)が例(れい)のですか、なかなか肥(ふと)ってるじゃありませんか、それなら車屋(くるまや)の黒(くろ)にだって負(ま)けそうもありませんね、立派(りっぱ)なものだ」と寒月(かんげつ)君(くん)は大(おおい)に吾輩(わがはい)を賞(ほ)める。
 「近頃(ちかごろ) 大分(だいぶ)大(おお)きくなったのさ」と自慢(じまん)そうに頭(あたま)をぽかぽかなぐる。
 賞(ほ)められたのは得意(とくい)であるが頭(あたま)が少々(しょうしょう)痛(いた)い。
 「一昨夜(いっさくや)もちょいと合奏(がっそう)会(かい)をやりましてね」と

7ページ目
寒月(かんげつ)君(くん)はまた話(はな)しをもとへ戻(もど)す。
 「どこで」「どこでもそりゃ御聞(おき)きにならんでもよいでしょう ヴァイオリンが三挺(ちょう)とピヤノの伴(ばん)奏(そう)でなかなか面白(おもしろ)かったです。
 ヴァイオリンも三挺(ちょう)くらいになると下手(へた)でも聞(き)かれるものですね。
 二人(ふたり)は女(おんな)で私(わたし)がその中(なか)へまじりましたが、自分(じぶん)でも善(よ)く弾(ひ)けたと思(おも)いました」「ふん、そしてその女(おんな)というのは何者(なにもの)かね」と主人(しゅじん)は羨(うらや)ましそうに問(と)いかける。
 元来(がんらい)主人(しゅじん)は平常(へいじょう)枯木寒巌(こぼくかんがん)のような顔(かおつき)付はしているものの実(じつ)のところは決(けっ)して

8ページ目
婦人(ふじん)に冷淡(れいたん)な方(ほう)ではない、かつて西洋(せいよう)の或(あ)る小説(しょうせつ)を読(よ)んだら、その中(なか)にある一人(ひとり)物(もの)が出(で)て来(き)て、それが大抵(たいてい)の婦人(ふじん)には必(かなら)ずちょっと惚(ほ)れる。
 勘定(かんじょう)をして見(み)ると往来(おうらい)を通(とお)る婦人(ふじん)の 七割(わり)弱(じゃく) には恋着(れんちゃく)するという事(こと)が諷刺的(ふうしてき)に書(か)いてあったのを見(み)て、これは真理(しんり)だと感(かんしん)心したくらいな男(おとこ)である。
 そんな浮気(うわき)な男(おとこ)が何故(なぜ)牡蠣(かき)的(てき)生涯(しょうがい)を送(おく)っているかと云(い)うのは吾輩(わがはい)猫(ねこ)などには到底(とうてい)分(わか)らない。
 或人(あるひと)は失恋(しつれん)のためだとも云(い)うし、或人(あるひと)は胃弱(いじゃく)のせいだとも云(い)うし、また或人(あるひと)は金(かね)がなく

9ページ目
て臆病(おくびょう)な性質(たち)だからだとも云(い)う。
 どっちにしたって明治(めいじ)の歴史(れきし)に関(かん)係(けい)するほどな人物(じんぶつ)でもないのだから構(かま)わない。
 しかし寒月(かんげつ)君(くん)の女連(おんなづ)れを羨(うらや)まし気(げ)に尋(たず)ねた事(こと)だけは事実(じじつ)である。
 寒月(かんげつ)君(くん)は面白(おもしろ)そうに口(くち)取(とり)の蒲鉾(かまぼこ)を箸(はし)で挟(はさ)んで半分(はんぶん)前歯(まえば)で食(く)い切(き)った。
 吾輩(わがはい)はまた欠(か)けはせぬかと心配(しんぱい)したが今度(こんど)は大丈夫(だいじょうぶ)であった。
 「なに二人(ふたり)とも去(さ)る所(ところ)の令(れいじょう)嬢ですよ、御存(ごぞん)じの方(かた)じゃありません」と余所(よそ)余所しい返事(へんじ)をする。
 「ナール」と主人(しゅじん)は引張(ひっぱ)ったが「ほど」を略(りゃく)して考(かんが)えている。

10ページ目
寒月(かんげつ)君(くん)はもう善(い)い加減(かげん)な時(じ)分(ぶん)だと思(おも)ったものか「どうも好(よ)い天気(てんき)ですな、御閑(おひま)ならごいっしょに散歩(さんぽ)でもしましょうか、旅順(りょじゅん)が落(お)ちたので市中(しちゅう)は大変(たいへん)な景気(けいき)ですよ」と促(うな)がして見(み)る。
 主人(しゅじん)は旅順(りょじゅん)の陥落(かんらく)より女連(おんなづれ)の身元(みもと)を聞(き)きたいと云(い)う顔(かお)で、しばらく考(かんが)え込(こ)んでいたがようやく決心(けっしん)をしたものと見(み)えて「それじゃ出(で)るとしよう」と思(おも)い切(き)って立(た)つ。
 やはり黒木綿(くろもめん)の紋付(もんつき)羽織(ばおり)に、兄(あに)の紀念(かたみ)とかいう二十年(ねん)来(らい)着古(きふ)るした結城紬(ゆうきつむぎ)の綿入(わたいれ)を着(き)たままである。

この続きは 吾輩は猫である(6) 夏目 漱石でご覧いただけます。

吾輩は猫である

吾輩は猫である』(わがはいはねこである)は、夏目漱石の長編小説であり、処女小説である。
1905年(明治38年)1月、『ホトトギス』にて発表されたのだが、好評を博したため、翌1906年(明治39年)8月まで継続した。 上、1906年10月刊、中、1906年11月刊、下、1907年5月刊。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」という書き出しで始まり、中学校の英語教師である珍野苦沙弥の家に飼われている猫である「吾輩」の視点から、珍野一家や、そこに集う彼の友人や門下の書生たち、「太平の逸民」(第二話、第三話)の人間模様が風刺的・戯作的に描かれている。
着想は、E.T.A.ホフマンの長編小説『牡猫ムルの人生観』だと考えられている。 また『吾輩は猫である』の構成は、『トリストラム・シャンディ』の影響とも考えられている。

あらすじ

吾輩は猫である(5) 第二章
「吾輩」の最初の記憶は、「薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた」ことである。出生の場所は当人の記憶にはない(とんと見当がつかぬ)。その後まもなく書生に拾われ、書生が顔の真ん中から煙を吹いていたものがタバコであることをのちに知る。書生の掌の上で運ばれ(移動には何を利用したかは不明)、笹原に我輩だけ遺棄される。その後大きな池の前~何となく人間臭い所~竹垣の崩くずれた穴から、とある邸内に入り込み、下女につまみ出されそうになったところを教師(苦沙弥先生)に拾われ、住み込む。
人間については飼い主の言動によりわがままであること、また車屋の黒によると、不人情で泥棒も働く不徳者であると判断する。

家に、寒月、迷亭、東風などが訪問し、好き放題のでたらめを言う。

登場人物

吾輩(主人公の猫)
珍野家で飼われている雄猫。本編の語り手。「吾輩」は一人称であり、彼自身に名前はない。人間の生態を鋭く観察したり、猫ながら古今東西の文芸に通じており哲学的な思索にふけったりする。人間の内心を読むこともできる。

珍野 苦沙弥(ちんの くしゃみ)
猫「吾輩」の飼い主で、文明中学校の英語教師。妻と3人の娘がいる。偏屈な性格で、胃が弱く、ノイローゼ気味である(漱石自身がモデルとされる)。あばた面で、くちひげをたくわえる。その顔は今戸焼のタヌキとも評される。頭髪は長さ二寸くらい、左で分け、右端をちょっとはね返らせる。吸うタバコは朝日。酒は、元来飲めず、平生なら猪口で2杯。なお胃弱で健康に気を遣うあまり、毎食後にはタカジアスターゼを飲み、また時には鍼灸術を受け悲鳴を上げたり按腹もみ療治を受け悶絶したりとかなりの苦労人でもある。

車屋の黒
大柄な雄の黒猫。べらんめえ調で教養がなく、大変な乱暴者なので「吾輩」は恐れている。

迷亭(めいてい)
苦沙弥の友人の美学者。ホラ話で人をかついで楽しむのが趣味の粋人。近眼で、金縁眼鏡を装用し、金唐皮の烟草入を使用する。 美学者大塚保治がモデルともいわれるが漱石は否定したという。また、漱石の妻鏡子の著書『漱石の思ひ出』には、漱石自身が自らの洒落好きな性格を一人歩きさせたのではないかとする内容の記述がある。

水島 寒月(みずしま かんげつ)
苦沙弥の元教え子の理学士で、苦沙弥を「先生」とよぶ。なかなかの好男子。戸惑いしたヘチマのような顔(第四話)。富子に演奏会で一目惚れする。高校生時代からバイオリンをたしなむ。吸うタバコは朝日と敷島。門下生の寺田寅彦がモデルといわれる。

御三(おさん)
珍野家の下女。名は清という。主人公の猫「吾輩」を好いていない。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』吾輩は猫である 

夏目漱石

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日〈慶応3年1月5日〉 - 1916年〈大正5年〉12月9日)は、日本の教師・小説家・評論家・英文学者・俳人。本名は夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。
俳号は愚陀仏。明治末期から大正初期にかけて活躍し、今日通用する言文一致の現代書き言葉を作った近代日本文学の文豪の一人。
代表作は『吾輩は猫である』『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』『こゝろ』『明暗』など。明治の文豪として日本の千円紙幣の肖像にもなった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』夏目漱石

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